ガーナの日常

ガーナで感じたあれやこれやを発信します。

001:オリンピック真っ只中、ガーナに向けて日本を発つ

国際協力関係で駐在する妻に随伴し、ガーナへ。感じたことを気ままに更新していきます。

 
時は遡って7月29日22時30分、成田空港からドバイを経由してガーナ共和国へ出発した。

人生2回目のアフリカでの長期滞在である。

ちなみに1回目は青年海外協力隊の小学校教育隊員として2年間活動していたセネガルである。ガーナもセネガルも西アフリカと呼ばれる地域にあるが、植民地時代の宗主国がそれぞれイギリス、フランスだったこともあり、公用語はガーナ が英語、セネガルがフランス語である。

 

世の中はオリンピックが始まったばかりで、連日のように日本選手の活躍が報じられていた。他方、競技が終わった各国の選手たちは日本を満喫することもなく出国していく。

成田空港も例外ではなく、夜7時ぐらいに空港第2ターミナルに到着するとそこかしこし各国選手団がそれぞれのジャージを着てチェックインに長い列を作っていた。一般の渡航者はもちろんほとんどいなかったが、空港は落ち着いた。

選手たちが空港内のお土産屋さんに寄っていろいろ買い求めていたが、オリパラグッズは選手村で既に買っているのかグッズ売り場に選手の姿はほとんどなかった。

 

さて、ガーナに入国するためには、PCR検査の陰性証明書、ガーナ政府が管理する健康管理WEBフォームへの事前申告、ガーナ到着時のPCR検査の事前支払証明などが必要であり、エミレーツ航空のチェックインスタッフがとても丁寧にそれらの確認をしてくれた。

 

パスポートコントロールを抜け、機内に搭乗したが機内もとても静かだった。競技を終えた選手たちがどんちゃん騒ぎをしているのではと少し不安だったが杞憂だった。夜ご飯をとる人もいれば、すぐに就寝する人もいたが、とても静かな機内で快適だった。もしかしたらこの中にメダリストや日本選手と名勝負を繰り広げた選手がいるかもしれないと思ったが、残念ながらまったくわからなかった。

 

起きたら中東のドバイである。